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番組ガイド:「追跡者」「追跡者ハリー・オー」


「追跡者」 Harry-O は、1974年からABCで2シーズン放映され、日本では1975年にテレビ朝日から放映された60分の探偵アクションドラマである。一部ローカル局で「追跡者ハリー・オー」の題名で先行放映された噂もある。当初、この番組はテリー・サバラスの主演で計画されていたが、彼がTVムービー「マーカス・ネルソン殺人事件」The Marcus-Nelson Murders の撮影に入ってしまい、作品の好評からTVシリーズ、つまり「刑事コジャック」がスタートすることになってしまいデビッド・ジャンセンに話がまわってきた経緯がある。犯人から銃撃を受け、背中の弾丸が取り出せないまま退職し、年金と探偵業で細々と生活している私立探偵という設定はサバラスよりはジャンセンに向いていると思う。1973年に制作されたパイロットフィルム「Such Dust As Dreams Are Made On」のモニター調査ではハリー・オーウェルが陰鬱すぎるという感想が多かった。主人公が暗くてもデビッド・ジャンセンに対しては概ね好感であり、制作のワーナーブラザースTVでは再度パイロット版の制作に入る。残念ながらマーチン・シーン,シェリル・ラッド,マーゴット・キッダー,サル・ミネオらが出演したこのフィルムは日本では放映されていない。1974年にクル・ギャラガー,ザルマン・キング,ジョディ・フォスター(子役時代)らが出演して「Smile Jenny, You're Dead」が制作された。前回よりキャラクターの作りこみが行われ、ネットワーク関係者の試写でも好評であり、ABCはTVシリーズ化にGOサインを出した。この「Smile Jenny, You're Dead」が事実上のパイロット版TVムービーになり、日本では「追跡者」の題名でTV放映されている。クリエイターはハワード・ロドマン、制作責任者は「燃えよ!カンフー」のリチャード・ソープ、テーマ曲の他にセンチメンタルな心情を描く場面では映画『アイガー・サンクション』のテーマ曲が随所で流れました。(これはもちろん日本語版だけですが)



ハリー・オーウェルはサンディエゴ署の刑事だった時に犯人に銃撃され、弾丸が背骨の近くで止まり取り出せない身体となってしまい、退職し海辺のコテージで暮らしている。リハビリを兼ねたジョギングや"ジ・アンサー号"を手作りで仕上げるのが彼の日課である。障害者年金を補足するために私立探偵をやっている。スタート当初は彼が痛みに苦しんでいる描写が煩雑にあり、愛車のおんぼろオースチンMGも常時修理工場という理由からバスやタクシーで移動し、徒歩で調査していたが、徐々にオースチンMGに乗るシーンが多くなってバスやタクシーには乗らなくなってしまう。番組の特徴としてモノローグ(独白)が上手に使われておりジャンセンの演技とのコンビネーションは非常に効果をあげていた。1974年9月12日に放映された第1話[水兵ダイヤ密輸事件 Gertrude]はMWA=アメリカミステリ作家クラブのエドガー賞(ベストテレビエピソード賞)にノミネート(受賞は「ポリスストーリー」の一編)されるほど良質のエピソードでした。サンディエゴ署のクインラン警部はハリーの親友で、困った時には頼りになる人物です。第1シーズン途中から「追跡者」の舞台はロサンゼルスへ移りますが、これはサンディエゴでの撮影費用が高くつくという制作上の理由でした。サンタモニカの海岸コテージに住むことになったハリーですが、隣りはスチュワーデスのお姉ちゃん(今はフライトアテンダント)が共同生活しており、ラッキーとばかり中年男の魅力をアピールしてガールフレンドにしちゃいます。ガールフレンドのスー役で「チャーリーズ・エンジェル」以前のファラ・フォーセットが出演しています。探偵業をやってる以上、必ずぶつかるのが警察関係者です。サンタモニカ署のトレンチ警部はいかにも役人的ですが、仕事に関してはなかなかのキレ者です。ハリーは皮肉を込めて"官僚"と呼び、トレンチは嫌味を込めて"オーウェル君"と呼びます。トレンチ警部のオフィスのコーヒーをめぐるミニエピソードとか、ハリーの実力を認め始めたトレンチ警部、彼の腹心ロバーツ部長刑事との間に友情が芽生えてきます。トレンチ警部自身が殺人容疑者にされるエピソードではハリー以外に頼れない状況に追い込まれます。このあたりはトレンチ警部役でエミー賞を受賞したアンソニー・ザーブの演技に注目です。クインラン警部が殺されるエピソードがあります。死ぬ寸前にハリーに宛てた郵便物には多額の現金が...親友の名誉を守るため、仇を討つためにハリーが捜査を始めます。「追跡者」ファンには余りにせつない物語ですが、クインラン警部に扮したヘンリー・ダローは"あのエピソードは私にとって最高の作品だった"と述べています。「追跡者」に4エピソードしか登場しないのに主役を食ってしまった人物がいます。アマチュアの犯罪学者で探偵志願者のレスター・ホッジスです。ハリーを探偵の師と崇め、ハリーの言動を真似し、ハリーと同じ服装をします。犯罪学の知識を駆使してやたらと事件に首を突っ込んできます。レスターは大富豪の息子でハリーが模造宝石を用意してこいと云ったのにバレるからと本物を用意する始末。レスターが尊敬する犯罪科学の権威フォン博士が登場するに至ってはスピンオフしちゃうのかと思ったくらいです。(残念ながらTVシリーズにはなってませんが)「追跡者」は「マニックス」や「ロックフォードの事件メモ」と同様にTVハードボイルドなのにとんでもないエピソードが2本あります。砂漠で孤立したハリーを含む数人の男女が次々に殺されていくクリスティ風のエピソードと、旧家で起こったクイーンばりの連続殺人劇のエピソードです。マジで作りたかったのか、お遊びで作ったのかわかりませんが面白い試みでした。(クイーンばりの犯人はなんとX事なんですから)再放送も少なく、インターネットでも日本語の情報は少ないのですが「追跡者」は設定、脚本、演出、役者、声優など非常に優れた傑作探偵ドラマです。



出演者は「名探偵ダイヤモンド」「逃亡者」「秘密捜査官オハラ」に次いで4本目のTVシリーズになるデビッド・ジャンセン、「ハイ・シャパラル」のヘンリー・ダロー、映画『マトリックス・レボリューションズ』のアンソニー・ザーブ、「チャーリーズ・エンジェル」のファラ・フォーセットなど。声優はデビッド・ジャンセンを納谷悟郎氏がアテており、中年男の哀愁が滲み出る絶妙な演技でした。アンソニー・ザーブをアテた家弓家正氏も負けず劣らずの名演で久しぶりにプロの仕事を見た思いでした。



CAST:
ハリー・オーウェル(デビッド・ジャンセン):納谷悟朗
マニー・クインラン警部(ヘンリー・ダロー):中田浩二
K・C・トレンチ警部補(アンソニー・ザーブ):家弓家正
ドン・ロバーツ部長刑事(ポール・タリー)
スー・イングラム(ファラ・フォーセット)
| 番組ガイド:探偵・保険調査員物 | 13:47 | comments(0) | trackbacks(2) |
番組ガイド:「ロックフォード氏の事件メモ」「ロックフォードの事件メモ」


「ロックフォードの事件メモ」 The Rockford Files は、1974年にNBCから6シーズン放映された。日本では1975年にテレビ朝日の「セイコーホームシアターS」枠で「ダンディ2・華麗な冒険」の後番組として登場し「華麗な探偵ピート&マック」「Dr.刑事クインシー」と交互に放映された。第1シーズンは「ロックフォード氏の事件メモ」の題名で放映され、第2シーズン以降、再放送からは「ロックフォードの事件メモ」となっている。第1話として放映された[死体と結婚した女] The Rockford Files がパイロット版TVムービーにあたり「バイオニック・ジェミー」以前のリンゼー・ワグナーがゲスト出演している。制作はユニバーサルTVでクリエイターは「西部二人組」のロイ・ハギンズと「特攻野郎Aチーム」のステファン・J・キャネルの共同で、制作責任者はメタ・ローゼンバーグ。マイク・ポストによるテーマ曲はビルボードにランキングされる大ヒットとなった。

 ←イエローページの広告 
c/o Rockford Private Detective Agency  (555-2368 [or 2867 or 9000])

The Paradise Cove Trailer Colony 2354 Pacific Coast Highway Los Angeles, CA

バイオレンス描写が多いポリスアクションの最盛期であったが、この番組はユーモラスな登場人物と凝ったストーリー、それとカーアクションが特徴である。オープニングの留守番電話からしてギャグが炸裂していました。主人公ジム・ロックフォードは、映画『夕陽に立つ保安官』『地平線から来た男』でのすっとぼけたヒーロー、『大脱走』で演じた何でも調達する便利屋ヘンドリー、TV「マーベリック」の頭がきれて口が達者なギャンブラーといった過去のジェームズ・ガーナー出演作から最良のエッセンスを抽出したようなキャラクターである。ロックフォードは無実の罪で5年間サンクエンティン刑務所に入っていた過去がある。罪が晴れて出所した彼は、囚人たちと生活する中で体得した犯罪心理学や詐欺のテクニックなどを活用した探偵事務所を開業する。金はないので事務所はロサンゼルスのマリブビーチにある自宅兼用のトレーラーハウスである。探偵料は1日200ドル+必要経費。

私立探偵心得五カ条:
一つ[探偵は容姿端麗・眉目秀麗であってはならない]
二つ[探偵はセックスアピールがなくてはならない]
三つ[探偵はマイホームを持ってはならない]
四つ[探偵はマラソンが強くなくてはならない]
五つ[探偵は銀行預金があってはならない]

自身の経験から警察が手を引いた事件を主にあつかうが、警察とは始終もめごとが起きる。彼は身分を偽装しての聞き込みが得意であり、名刺印刷機で作った数種類の名刺を使い分ける。一番多い偽名がジム・タガートである。カタイ会社には役所の臨時監査とか調査とかいって潜入する。口八丁といえば誘拐犯との交渉は爆笑であった。ロックフォードいわく"人は権力に弱い"

パターン1:威圧的に振舞う
[ジム・タガート、国税局の臨時監査員です]
[監査の連絡は来てませんがねえ]
[連絡が来てない!通達書番号はGVA-603477-5なんですよ]
[はあ]
[貴方のお名前はえーとロバート...]
[どうしてですか?]
[会計監査を拒否されたと上司に報告しませんとね]
[ええー]
[会計監査の妨害行為は30日以内の禁固刑か2000ドル以下の罰金になりますよ]
[何ですって]
[これは合衆国会計監査法監査妨害規定143-Cにありますからねえ]
[ちょっと待ってください]
[ロバートさん、弁護士に電話された方がいいですなあ]
[最近は社内連絡が悪いようですから、どうぞ入りください]
パターン2:相手をのせる
[移民局のジム・タガートです]
[どんなご用件でしょう]
[メキシコ人の不当雇用の調査です]
[うちはメキシコ人は雇っていませんよ]
[もちろん、そうでしょうが調査ですから]
[しかし]
[あ、貴方がブライアンでしたか]
[どーしてですか?]
[副社長のアンダーソンさんが貴方の事をほめてましたよ]
[えっ、副社長とお知り合いなんですか]
[先週も会合で会ったばかりです、いつも彼は飲みすぎる]
[それじゃ、貴方も"チャウチャウ友の会"のメンバーですか]
[去年までは理事でした、うちのはメスで名前はオリーブです、写真お見せしましょう]
[いえ、結構です]
[彼によると貴方は才能豊かで非常に見込みがあるとか]
[へえ、副社長がそんな事を]
[人事課へ行きたいんですがねえ]
[副社長のお知り合いならかまわんでしょう]
パターン3:強気で攻める
〜誘拐犯から電話がかかる
[娘の命が惜しかったら、こちらの指示どおりしろ]
[ダメだ、こっちのやり方でやってもらう]
[誰だお前?]
[仲介人だ]
[ふざけんじゃねえ]
〜ガチャンと電話を切る
〜犯人から再度電話がかかる
[取引の重要性がわかってないんじゃねえのか]
[わかってないのはあんたの方だろう]
[だからこっちの条件はだな]
〜ガチャンと電話を切る
〜あせった犯人からまたまた電話がかかる
[どうでもいいが、いちいち電話を切るのはやめてもらえないか]
[こっちのやり方で取引する気があるのかないのか]
[わかった、そっちのやり方にしたがう]
〜ランバルディがアレンジしてますが、毎度こんな感じですね



映画『グラン・プリ』に出演したカーレースが趣味のガーナーならではのカーアクションの数々。軽快なテンポのBGMが流れ、ロサンゼルスのダウンタウンをポンティアック・ファイアーバードが駆け抜ける。表通りから路地裏へゴミ缶や看板を蹴散らすカーチェイスも話題になりました。尾行を巻くテクニックもありました。"車を盗まれた"と尾行車のナンバーを警察に通報したり(当然パトカーに停められます)、必死で逃げ込んだと見せかけて誘導した先はポリスアカデミーとか...頭脳派プレイが笑えました。
[マルタの鷹]以来、ハードボイルドの探偵はぶん殴られる事が多いですがロックフォードもよく殴られる探偵である。でも痛いのはいやだし銃は怖いから探偵のプライドもどこへやらである。

マニックスの場合:
[依頼人は誰だ?]
[そいつは云えんな、職業上の秘密だ]
[これでも云えねえのか!]
[腕づくか、やれるもんならやってみろ]
ロックフォードの場合:
[誰に頼まれた?]
[職業上の秘密]
[これでも云えねえのか!]
[ラリー・カーコフだ]

石上三登志氏によればロックフォード親子は"ポパイの親子"がベースではないかとか。ジョゼフは元トラック運転手で頑固だが探偵業に協力してくれるやさしい親父である。弁護士のベスは頭がきれておまけに美人でジムも彼女には弱い。(ちょっとホの字です)刑務所時代のダチ公であるエンジェルはいつもロックフォードを振りまわし"災い"しか持ってこない詐欺師。(なぜか憎めない)マリブ警察の連中はロックフォードを嫌っており天敵と云うべき存在がチャップマン警部補である。唯一の味方であるベッカー刑事から情報収集のための接待(自販機のコーヒーなど)をしていると、目ざとく見つけて圧力をかけてくる。ところが、このチャップマン警部補が尊敬している探偵がいるのである。探偵の名前はランス・ホワイト、ハンサムでダンディで仕事ができて誰にも好かれるナイスガイである。ホワイトはチャップマン警部補の命の恩人とかで事件現場へ通すは、捜査書類は見せるは、ロックフォードとは180度違う対応ぶりなのである。ロックフォードとしてはカチンとくるらしく、こいつが大嫌いでした。演じるのは「私立探偵マグナム」以前のトム・セレック、というより「私立探偵マグナム」のオリジナルにあたるのかもしれません。探偵と云えばもうひとり、青年の探偵リッチー・ブロッケルマンがいます。彼は「ロックフォードの事件メモ」のエピソードからTVシリーズ「Richie Brockelman, Private Eye 」にスピンオフされました。(日本では未放映)二人の探偵は数回しか登場しませんでしたが印象深いキャラでした。シリーズの最後の方には元弁護士のジョン・クーパーがロックフォードの法律アドバイザー的な役回りで登場しました。




ジェームズ・ガーナーは映画・TVに代表作を持つスターであり、本作は彼のチェロキープロとユニバーサルTVの共同制作である。「海底大戦争」のトロイ艦長のモデルはジェームズ・ガーナーである!(これってトリビア?)グレッチェン・コーベットは新進女優でTVムービー「キラー・ビー」などの出演作がある。スチュアート・マーゴリンは「保安官ニコルス」に続いての共演で彼も俳優と監督の両方をするタイプで本作にも演出エピソードがある。「保安官ニコルス」で聴き慣れていた羽佐間道夫氏から名古屋章氏への変更はファンの間でも賛否両論であったが、あの軽妙な味は名古屋章氏ならではであろう。
 ←アテレコ収録中の名古屋章氏(1976年12月27日撮影)

CAST:
ジム・ロックフォード(ジェームズ・ガーナー):名古屋章
ジョセフ・ロックフォード(ノア・ベーリー):槐柳二(さいかちりゅうじ)
ベス・ダベンポート(グレッチェン・コーベット):芝田清子
イブリン"エンジェル"マーチン(スチュアート・マーゴリン):寺島幹夫 ←ベルクカッツェ
デニス・ベッカー刑事(ジョー・サントス):    →内海賢二
ダグ・チャップマン警部補(ジェームズ・ルイジ):仁内達之
ペギー・ベッカー(パット・フィンレー)
ジョン・クーパー(ボー・ホプキンス)

 ←新作TVムービーのスナップ
番組終了後に「ロックフォードの事件メモ/帰ってきた名探偵」「ロックフォードの事件メモ/間違えられた男」「ロックフォードの事件メモ/運命の再会」など新作TVムービーが8本制作され、WOWOWで一部が放映されています。
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| 番組ガイド:探偵・保険調査員物 | 22:00 | comments(4) | trackbacks(0) |
番組ガイド:「マニックス」「鬼探偵マニックス」「新マニックス」「マニックス特捜網」
  
「マニックス」 Mannix は、「スパイ大作戦」と同時期にパラマウントTVが制作した60分の探偵アクションドラマである。1967年からCBSで8シーズン放映され、日本では1968年に日本テレビ系で「0011/ナポレオン・ソロ」の後番組として、「マニックス」の題名で第1シーズンが放映された。第2シーズンからテレビ東京で「鬼探偵マニックス」「新マニックス」「マニックス特捜網」と何度も改題されて放映された。ジョー・マニックスは朝鮮戦争(1950〜1953年)の英雄で銃にも殴り合いも強いタフガイである。派手なカーチェイスや銃撃戦、拳でのファイトシーンなどバイオレンス描写が多く男性視聴者のファンが多かった。「タイトロープ」の名残りで背中のホルスターにワルサー32口径を付けたマニックスが活躍するTVハードボイルドの代表作である。クリエイターはリチャード・レビンソン&ウィリアム・リンクで「刑事コロンボ」とは違うハードボイルド系の探偵ヒーローを作り上げた。制作は「スパイ大作戦」のブルース・ゲラーがあたり、脚本は後に「チャーリーズ・エンジェル」のクリエイターとなるアイバン・コフ&ベン・ロバーツらが担当した。マルチ画面によるオープニングタイトルとラロ・シフリンによるテーマ曲も評判になった。
「マニックス」ではハイテク調査のインターテクト探偵社に所属し、コンピュータ(磁気テープの時代)がはじき出した情報を元に行動する調査員であったが、カンと経験で行動する彼の志向とは合わず、インテリ型の上司ルウ部長と衝突も絶えなかったので退職する。「鬼探偵マニックス」からは警察官の未亡人ペギーを秘書に雇い、ロサンゼルスのパセオベルデ17番地に探偵事務所を構え、親友のアダム警部やマルコム警部、アイブス警部補らの協力を得て様々な凶悪犯罪に挑んでいく。
  
マイク・コナーズは「タイトロープ」の後『殺しのビジネス』など映画に出演していたが、やはりTV界の方が性に合っているようだ。「マニックス」終了後の1976年に「ヨットハーバー殺人事件」The Killer Who Wouldn't Die というパイロット版TVムービーで妻の謎の死を遂げた妻の死因を探る元警官カール・オハニアンを演じたがシリーズ化はされなかった。1981年の「FBI・フォーメーション5」が3本目のTVシリーズとなった。ロバート・リードは「ゆかいなブレディ家」に出演している。

CAST:
ジョー・マニックス(マイク・コナーズ):納谷悟朗
ルウ・ウィッカーシャム部長(ジェセフ・キャンパネラ):家弓家正

ジョー・マニックス(マイク・コナーズ):田口計
ペギー・フェア(ゲイル・フィシャー):加藤みどり ←サザエさん
アダム・トビアス警部補(ロバート・リード):青野武
ダン・アイブス警部補(ジャック・ギング)
アート・マルコム警部補(ワード・ウッド):大木民夫

CD情報:
 
Mannix (TV Soundtrack) 
| 番組ガイド:探偵・保険調査員物 | 13:09 | comments(0) | trackbacks(1) |
番組ガイド:「黒いジャガー」
  
「黒いジャガー」Shaft は、映画『黒いジャガー』『黒いジャガー/シャフト旋風』『黒いジャガー/アフリカ作戦』のヒットを受けて制作されたTVシリーズで、1973年にCBSで放映され、日本では1975年に日本テレビで放映された。ニューヨークを舞台に黒のレザー・コートに身を包んだダンデイな黒人の私立探偵ジョン・シャフトが活躍する90分の探偵アクションドラマである。映画と同じリチャード・ラウンドツリーが演じているので、違和感は全くないが映画より暴力描写と事件は控えめになっている。[賭場の扉をぶち破れ][あかしは俺がたてる!][誘拐犯をしめあげろ][暗殺団のツラをはげ][悪徳警官をあばけ][宝石に手を出すな][殺し屋は俺が葬る]の7話が放映された。リチャード・ラウンドツリーはサミエル・ジャクソン主演のリメイク版『シャフト』では彼の叔父の役で出演している。テーマ曲はもちろんアイザック・ヘイズ作曲の♪[黒いジャガーのテーマ]が使われている。
CAST:
ジョン・シャフト(リチャード・ラウンドツリー):坂口芳貞
アル・ロス警部補(エディ・バース)
| 番組ガイド:探偵・保険調査員物 | 01:15 | comments(4) | trackbacks(0) |
番組ガイド:「ジグザグ」

「ジグザグ」Most Deadly Game は、1970年にABCで放映され、日本では1971年にテレビ朝日系で放映された。英語版では冒頭に"Murder is the most deadly game. These three criminologists play it." とナレーションが入る。美術品収集家で犯罪学の権威ミスター・アーケンが、軍の諜報員だったジョナサン・クロフト、犯罪学者でファッションモデルのバネッサ・スミスを加えた"犯罪スペシャリストのトリオ"を組んで解決困難な殺人事件に挑んでいく60分の犯罪捜査ドラマである。アーロン・スペリングの制作であるが、殺人事件もありきたりで、キャラクターも生かされておらず視聴率の不振から12本で終了している。この番組は当初バネッサ役に予定されていたインガー・スティーブンスが撮影直前に自殺したことで、急遽イベット・ミミューが代役に入り、番組タイトルも Zigzag から Most Deadly Game に変更した経緯がある。出演は「ルート66」のジョージ・マハリス、映画『タイムマシン』のイベット・ミミュー、『大逆転』のラルフ・ベラミー。
出演はCAST:
ジョナサン・クロフト(ジョージ・マハリス):井上孝雄
バネッサ・スミス(イベット・ミミュー)
ミスター・アーケン(ラルフ・ベラミー):宮川洋一
| 番組ガイド:探偵・保険調査員物 | 19:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
番組ガイド:「バナチェック登場」「探偵バナチェック」
  
「バナチェック登場」Banacek は、パイロット版TVムービー「テキサスハイウェー殺人事件」からシリーズ化され、「Cool Million」「鬼刑事マディガン」と共に"NBC水曜ミステリームービー"を構成する番組として1972年にNBCから放映された90分のミステリドラマです。日本では1977年にフジテレビで第1シーズンの8話が放映されました。一部ローカル局では「探偵バナチェック」のタイトルでも放映しています。トマス・バナチェックはフリーランスの保険調査員で、試合中に姿を消したフットボール選手,密封したトラックから消失した絵画,輸送中の列車から消えた試走車などの不可能な犯罪を解決し盗品の回収を行うことで保険会社から保険金の10%の手数料を得ています。彼はボストンの高級住宅地ビーコンヒルの邸宅に住み、1973年製フリートウッドのキャデラックおよび1941年のパッカードを乗りまわしています。誇り高いポーランド系アメリカ人であるバナチェックは"バナセック"とか"バナチク"などと名前をからかわれることが嫌いです。時おり彼の口から出るポーランドの古い諺は聴く者を煙に巻きます。運転手ジェイ・ドルリーは良き従者であり、古書店主のフェリックス・マルホランドは良き友で事件解決の糸口を提供してくれます。第2シーズンからは「テキサスハイウェー殺人事件」に登場した保険会社のカーリー・カークランドがバナチェックの恋人として再登場しますが、第2シーズンの8話は日本では未放映のままです。バナチェック役を「特攻野郎Aチーム」のジョージ・ペパードが演じています。
  
CAST:
トマス・バナチェック(ジョージ・ペパード):伊武雅刀、パイロット版TVムービーは小林清志
ジェイ・ドルーリー(ラルフ・マンザ)
フェリックス・マルホランド(マレイ・マセソン)

Old Polish Proverb that says...(ポーランドの古い諺集)
01.if you're not sure it's potato Borscht, there could be orphans working in the mine.
02.read the whole library my son, but the cheese will still smell after four days.
03.a twisting road will take you to Warsaw, but you wont be bored.
04.a wolf that takes a pheasant to supper, probably won't need any breakfast.
05.a wise man never tries to warm himself in front of a painting of a fire.
06.only a centipede can hear all the hundred footsteps of his uncle.
07.no matter how warm the smile on the face of the sun, the cat still has her kittens under the porch.
08.even though a man anoint himself with fragrant oil, he can still wind up with a broken face.
09.though the hippopotamus has no stinger on his tail, the wise man would rather be sat on by a bee.
10.a duck with three wings and a loaf of bread, is brother to the turkey.
11.the chicken that clucks the loudest, is the one most likely to go to the steamfitters picnic.
12.only someone with nothing to be sorry about, smiles at the rear of an elephant.
13.if the butterfly had teeth like the tiger, he would never make it out of the hanger.
14.it is harder for the spider to catch the fly, that it is for the fly to catch a horse.
15.when the wolf is chasing your sleigh, throw him a cookie but don't stop to bake a cake.
16.a truly wise man never plays leap frog with an unicorn.
| 番組ガイド:探偵・保険調査員物 | 16:43 | - | - |
番組ガイド:「名探偵ダイヤモンド」
  
「名探偵ダイヤモンド」 Richard Diamond, Private Detective は、ディック・パウエルの大ヒットしたラジオドラマをTVシリーズ化したもので、1957年にCBSでスタートし1960年からはNBCに移って放映された。日本では1960年にフジテレビから放映された30分の探偵アクションドラマである。「逃亡者」以前のデビッド・ジャンセンがマンハッタンに事務所を構える元警官の私立探偵リチャード・ダイヤモンドを演じる。ダイヤモンドは推理力と行動力をあわせ持ったタフガイで、ニューヨーク市警のマクグロー警部補と協力して犯罪事件を捜査する。第3シーズンから素敵な声とセクシーな脚が魅力の受付嬢のサム(顔は全く出ないが演じたのはメアリー・タイラー・ムーアとロザンヌ・ブルックス)やガールフレンドのカレン・ウェルズ(バーバラ・ベイン)が登場し番組に華やかさが加わる。第4シーズンではロサンゼルスへ引越したダイヤモンドが自動車電話付きの高級車と留守電話応答サービスを使って探偵稼業にはげむことになる。ロサンゼルスではロス市警のピート・キール警部補がダイヤモンドに協力してくれる。デビッド・ジャンセンの出世作であり、バーバラ・ベインも注目された番組である。レジス・トミーは「バークにまかせろ」のレス刑事役でおなじみである。
CAST:
リチャード・ダイヤモンド(デビッド・ジャンセン):高橋昌也
デニス・マクグロー警部補(レジス・トミー)
ピート・キール警部補(ラス・コンウェイ)
サム(メアリー・タイラー・ムーア/ロザンヌ・ブルックス)
カレン・ウェルズ(バーバラ・ベイン)

ビデオ&DVD情報:
 
↑TV Classics - Richard Diamond, Private Detective/ Highway Patrol/ Boston Bl (アメリカ盤DVD)
| 番組ガイド:探偵・保険調査員物 | 18:56 | - | - |
番組ガイド:「影なき男」
   
ダシール・ハメットの原作を映画化した『影なき男』は、ウィリアム・パウエルとマーナ・ロイの好演もあって『夕陽特急』『第三の影』『影なき男の影』『風車の秘密』『影なき男の息子』の6作まで制作された戦前戦中にかけてMGM映画のドル箱シリーズとなった。「影なき男」The Thin Man は、MGM−TVが制作したピーター・ローフォードとフェリス・カークのコンビによるTV版リメイクで「探偵ハート&ハート」の原点にあたる夫婦探偵物である。1957年にNBCで放映され、日本では1964年に日本テレビで放映された。明晰な頭脳と敏速な行動力を持つ探偵であるニックは、大富豪の娘ながら美人で才能豊かなノラとの結婚を機に探偵社を辞めて独立する。ニックとノラ、そして愛犬のアスターのトリオがさまざまな事件に遭遇し、危機を切り抜け、謎を解明していくロマンチックな30分の探偵ドラマである。クレイグ・スティーブンスがニックに扮したTVムービー「Nick and Nora」も制作されている。ピーター・ローフォードはシナトラ一家の一員で『オーシャンと11人の仲間』やサミー・デイビス・ジュニアと共演した『君は銃口、俺は引金』などがある。フィリス・カークは『肉の蝋人形』などの出演作がある。
CAST:
ニック(ピーター・ローフォード):黒沢 良
ノラ(フィリス・カーク)
| 番組ガイド:探偵・保険調査員物 | 14:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
番組ガイド:「ジョニー・スタッカート」
  
「ジョニー・スタッカート」Johnny Staccato は、1959年にNBCで放映され、日本では1962年にテレビ朝日で放映された。ニューヨークのグリニッジビレッジにあるジャズクラブ"ウォールド"のピアノ弾き=ジョニー・スタッカートは収入を補うために私立探偵もやっている。スタッカートは犯罪や不正を許せない性格で事件のなりゆきによっては外国へも赴く。「ピーター・ガン」と同様に全編を通じてモダンジャズが流れる30分の探偵ドラマである。番組テーマ曲はエルマー・バーンスタインが担当した。ジョン・カサベテスは映画『特攻大作戦』『ローズマリーの赤ちゃん』などに出演している俳優ですが『グロリア』『こわれゆく女』なども手がけているニューヨーク派の監督でもある。友人ピーター・フォークの「刑事コロンボ/黒のエチュード」には犯人役で出演している。
CAST:
ジョニー・スタッカート(ジョン・カサベテス):穂積隆信
| 番組ガイド:探偵・保険調査員物 | 13:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
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