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ご老公と風車の矢七

まずは2代目水戸黄門役の西村晃氏であるが性格俳優として数々の映画・ドラマに出演されてきたベテランであり、海外テレビドラマの吹き替えってあったっけと思われる方が多いでしょう。実はエド・マクベインの警察小説「87分署」のTVシリーズでスティーブ・キャレラ(ロバート・ランシング)の声を担当しておられました。元々大人向けのドラマなので西村晃氏の抑制の効いた声がやや暗いイメージのロバート・ランシングには合っていたようです。参考までに他のキャストは、バート(ロン・ハーパー):早野寿郎氏、マイヤー・マイヤー(ノーマン・フェル):石原良氏、ロジャー(グレゴリー・ウォルコット):宮部昭夫氏でした。ロン・ハーパーはもちろん「特攻ギャリソン・ゴリラ」のギャリソン中尉である。
ちなみに宮部昭夫氏は「頭上の敵機」と「過去のない男」でロバート・ランシングを担当されており、私の中では「タイトロープ」「マニックス」の田口計氏と並んで”向こうの俳優と同じ呼吸をしている”と感じるベストマッチの一人です。宮部昭夫氏は「拳銃無宿」のスティーブ・マックウィーンもアテておられ、先頃発売された『大脱走』のDVDには氏の吹き替えバージョンが収録されています。ロバート・ランシングは宇宙大作戦[宇宙からの使者Mr. セブン]の猫を抱いたセブン役がSFドラマのファンにはおなじみである。

閑話休題、西村晃氏にはもう1本吹き替えの代表作があります。「刑事コロンボ」「刑事コジャック」「警部マクロード」などポリスドラマがブームの頃に放映された「刑事ブロンク」です。カリフォルニア州の架空の都市ジャックシティ警察殺人課のブロンク刑事(ジャック・パランス)の活躍を描いたポリスドラマで、犯人が仕掛けた爆弾で愛妻が死亡、車椅子生活となった娘を愛情深く見守っていくタフな男、でも猫アレルギーなのに愛娘のペットの猫の世話をさせられる気の毒なパパでもありました。ジャック・パランスは『シェーン』のガンマン役で有名である。

続いては3代目水戸黄門役の佐野浅夫氏は西村氏と同様に日本の映画・演劇・ドラマ界のベテランである。えーっ佐野浅夫氏こそ海外テレビドラマとは縁がないだろうって。何か忘れてやしませんかってんだ!ご存知マックのおじさんである。ケンタッキーのおじさんではない。元詐欺師捜査班の刑事で定年退職して探偵事務所を開いたあのマックのおじさんである。はい、思い出していただけましたか。「華麗な探偵ピート&マック」でフランク・マクブライト(エディ・アルバート)をアテておられます。頑固で融通のきかない石頭キャラにはぴったりでした。相棒のピート・ライアン(ロバート・ワグナー)の声はもちろん城達也氏でまさに名コンビでした。エディ・アルバートは王女さまのアバンチュールをライター型カメラで撮影していた『ローマの休日』のカメラマン役で有名である。

最後は先頃亡くなった中谷一郎氏である。死亡記事には"風車の矢七"の説明と共に「ライフルマン」でチャック・コナーズの声を担当と記してありました。テレビ初期の西部劇「ライフルマン」である。大リーガーから俳優に転職したチャック・コナーズの文字通り大ヒット作で、ライフルの曲芸撃ちというか名手だから毎回ガンファイトがあり、銃撃戦はピストルよりライフルの方が有利だなと子供ながら妙に納得していました。でも親に買ってもらったのは「拳銃無宿」のランドル銃でしたけど。当時、中谷一郎氏は俳優座の役者さんで、岡本喜八監督の独立愚連隊シリーズなどでクセのある硬骨漢といった役柄が多く、このキャスティングも合っていました。

さて、ここからは「トリビアの泉」である。
佐野浅夫氏と中谷一郎氏は 水戸のご老公と風車の矢七で有名であるが
「刑事コロンボ」では 別々のエピソードで 犯人役を吹き替えている



 [祝砲の挽歌]のパトリック・マクグーハンが佐野浅夫氏
 [権力の墓穴]のジャッキー・クーパーが中谷一郎氏

81へえ
| 日本語吹き替え覚え書 | 16:26 | comments(1) | trackbacks(0) |
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コメント
佐野さんにしても中谷さんにしてもきちんとした演技の基礎があり、かつ舞台で鍛え込まれた魅力的な声をしている方達でそういった方達がこだわりをもった吹き替え演技をされているので収録から数十年たってもその吹き替えは色あせないんでしょうね。
| ジョー達也 | 2008/12/07 8:21 AM |
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