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番組ガイド:「ザ・バロン」「バロン登場」
 

「ギデオン警部 非情の街」の原作者J・J・マリックは、本名をジョン・クリーシーといい、他にも多くのペンネームを持つ作家である。1937年にロンドンのハラップ社が賞金1500ポンドの懸賞付きで小説を公募した。テーマは"義賊を主人公にした冒険小説"であること。ここでいう義賊とは一流のクリケットプレーヤーでありながら宝石専門の泥棒であるラッフルズやロジャー・ムーアでおなじみの「セイント」を指す。アンソニー・モートン名義で応募し見事当選したのが Meet the Baron という作品である。"ザ・バロン(男爵)"と異名をとる宝石泥棒ジョン・マナリングが美人と結婚をきっかけに足を洗い、ロンドン警視庁に陰ながら協力する物語である。Meet the Baron はミステリ雑誌[新青年]の1937年特別増刊号に[暗闇男爵]として本邦初紹介された。[ザ・バロン(男爵)]は48作まで発表されているが、戦前の紹介のみでは視聴者が知るよしもなく、この主人公もまた日本での知名度は低いといえる。[ミステリマガジン]の1980年5月号に[暗やみ男爵]として再度紹介された。

  

この小説をベースに折からスパイブームに乗って作られたのが The Baron であり主人公の設定も変更されている。ナチが盗んだ名画・宝石類の回収に協力したアメリカ人の美術骨董商兼実業家ジョン・マネリング(通称バロン)が、宝石・美術品に絡んだ事件を解決し、イギリス情報部から与えられた外交官免除特権を駆使して国際スパイ団やテロリストと対決する。バロンも独身でイギリス情報部の女諜報員コーデリア・ウィンフィールドを相棒に世界を股にかけて活躍する60分のスパイアクションドラマとなった。イギリスでは1967年に放映され、日本では1966年にフジテレビから「ザ・バロン」の題名でスタートし、一時休止後「バロン登場」と改題して残りのフィルムが放映された。[俺がバロンだ]と[王冠を狙う男]の前後編エピソードは再編集され「王冠を狙う男」として劇場公開(日本ではTV放映)された。ダンディなバロンを演じたのは「特別狙撃隊SWAT」のスティーブ・フォレストである。

   

サブタイトル
「ザ・バロン」
01 ファバジェの宝石
02 勇者に捧ぐる詩
03 黄金の脱出
04 悪魔の遺産
05 10万ポンドの脅迫
06 祖国の敵
07 俺がバロンだ
08 王冠を狙う男
09 死を売る女
10 出獄者を追え
「バロン登場」
11 黒真珠の影
12 脅迫者は誰だ
13 狂気の執念
14 ローマの女
15 証人を消せ
16 コーデリア行方不明
17 わな
18 賭け
19 死神に憑かれた女
20 呪いの館
21 謎の微笑
22 呪いの宝石
23 緑の迷路
24 大統領夫人の悩み
25 嵐の前夜(前編)
26 謎の島(後編)
27 美女と麻薬
28 悪霊は招く
29 600万ポンドの偽札
30 コレリーの剣

CAST:
バロン=ジョン・マナリング(スティーブ・フォレスト):小林修
コーデリア・ウィンフィールド(スー・ロイド):森ひろ子
グリーン=ジョン・アレクサンダー・テンプルトン(コリン・ゴードン)
デビッド・マーロウ=バロンの秘書(ポール・フェリス):城達也

DVD&ビデオ情報
Baron, The - Vol. 1 - Diplomatic Immunity [1966] (イギリス版VHS)
Baron, The - Vol. 2 - Enemy Of The State [1966] (イギリス版VHS)
<注>イギリス版VHS/PAL方式のソフトを見るにはPAL対応のビデオデッキとテレビが必要です
| 番組ガイド:スパイ物 | 02:31 | comments(2) | trackbacks(1) |
番組ガイド:「ザ・スパイ」


「ザ・スパイ」Spies は、1987年にCBSで放映され、日本ではWOWOWから字幕版で放映された。イアン・ストーンは政府のエージェントであるが、任務中の金遣いが荒く、いつもボスであるトマス・ブラディを悩ませていた。ブラディは会計係のベン・スマイスを監視役兼助手としてストーンに付ける。ストーンを崇拝するスマイスは"彼がまだ役に立つエージェント"とブラディに納得させる努力を続ける。ベテランスパイと新米スパイが活躍するコメディタッチの60分スパイドラマである。出演は「ダイナスティ」のジョージ・ハミルトン、「ノーザン・エクスポージャー」のバリー・コービン他。
CAST:
イアン・ストーン(ジョージ・ハミルトン)
ベン・スマイス(ゲリー・クルーガー)
トマス・ブラディ(バリー・コービン)
| 番組ガイド:スパイ物 | 22:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
番組ガイド:「特捜班CI−5」「プロフェッショナル」
  

「特捜班CI−5」「プロフェッショナル」The Professionals は、イギリスで1977年〜82年まで5シーズン放映され、日本では1982年から放映された60分のスパイアクションドラマである。CI−5は"Criminal Intelligence 5"の略で、イギリス政府が設立した国家機密を狙うスパイや国民の安全を脅かすテロリスト、組織化された犯罪などに対処する犯罪捜査機関である。CI−5のメンバーは警察や軍隊から引き抜いた優秀なプロフェッショナルで、特殊訓練を受けて精神と肉体の極限にまで鍛えられている。インテリながら格闘技や銃も得意な警官上がりのクールガイ=ドイル。猪突猛進型でタフだが女性に弱い元傭兵のワイルドガイ=ボーディ。国家的危機が発生した場合、交通機関を閉鎖したり、いかなる場所も捜査介入できる特別権限を持つCI−5のボス=コーレイ部長。この番組は彼ら3人を中心にハードなアクション、ウィットに富んだ会話、テンポあるストーリーで描いている。
CAST:
ジョージ・コーレー(ゴードン・ジャクソン):森山周一郎
レイモンド・ドイル(マーティン・ショウ):野島昭生
ウィリアム・アンドル・フィリップ・ボーディ(ルイス・コリンズ):若本規夫

国内サイト:CI☆5 THE PROFESSIONALS
| 番組ガイド:スパイ物 | 16:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
番組ガイド:「フォックスファイアー」
  

「フォックスファイアー」Codename:Foxfire は、1985年1月〜3月にNBCから放映された。日本ではテレビ朝日でパイロット版TVムービー「女諜報員フォックスファイアー」CODE NAME: Foxfire Slay it again, Sam 及びエピソード2本立で「フォックスファイアー2」「フォックスファイアー3」...と放映された。大統領の密命を受けた元CIAの腕利きエージェントでコードネーム"フォックスファイアー"ことリズ・タウンが、詐欺と金庫破りの名人マギー・ブライアン、天才ドライバーのダニー・オトゥールとトリオを組んで国家的緊急犯罪の処理に活躍する60分スパイアクションドラマである。「チャーリーズ・エンジェル」より色気は少ないがアクションやストーリーはしっかりしていた。出演はリズ役に映画『ブレードランナー』のジョアンナ・キャシディ、大統領の実弟で連絡係のラリー・ハッチンス役にジョン・マックコック、リズの執事フィリップス役にヘンリー・ジョーンズなど。
CAST:
リズ・タウン(ジョアンナ・キャシディ)
マギー・ブライアン(シェリル・リー・ラルフ)
ダニー・オトゥール(ロビン・ジョンソン)
ラリー・ハッチンス(ジョン・マックコック)
フィリップス(ヘンリー・ジョーンズ)
| 番組ガイド:スパイ物 | 17:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
番組ガイド:「カバー・アップ /トップモデル諜報員」


「カバー・アップ/トップモデル諜報員」 Cover Up は、1984年にCBSから放映された60分のスパイアクションドラマである。日本では1990年頃にローカル局で先行放映されており、東京地区は1991年に日本テレビで放映された。モデルで写真家のダニーことダニエル・レイノルズは夫の死後、彼が政府の秘密機関アウトライダーズのエージェントだったことを知る。夫の上司ヘンリー・トオラーから彼の仕事を引き継ぐことになったダニーは、元グリーンベレーのマック・ハーパーをパートナーにファッションフォトグラファーと専属モデルという隠れみので諜報活動を行う。マックは若さと情熱と行動力でダニーをサポートしていたが単独任務遂行中に殉職する。(これはマックを演じていたジョン・エリック・ヘクサムの死亡による処置)マックに替わって元グリーン・ベレーの諜報員ジャック・ストライカーが新たなパートナーとなる。ジャックは単独活動を好み、ダニーとはソリが合わなかったが次第に意識しあうようになっていく。制作された1984年は「探偵レミントン・スティール」や「スケアクロウとキング夫人」など男女コンビのロマンチック・アクションドラマが人気があった頃で「カバー・アップ/トップモデル諜報員」も同傾向の番組といえる。番組主題歌はボニー・タイラーのヒット曲♪[ヒーロー] Holding out for a hero でエリザベス・G・デイリーという歌手が歌っています。日本では「スクールウォーズ」の主題歌としても有名です。出演は映画『おもいでの夏』のジェニファー・オニール、未放映SFドラマ「Voyagers」のジョン・エリック・ヘクサム、「新スパイ大作戦」のアンソニー・ハミルトン、「バイオニック・ジェミー」のリチャード・アンダーソン。



CAST:
ダニー=ダニエル・レイノルズ(ジェニファー・オニール):さとうあい
マック・ハーパー(ジョン・エリック・ヘクサム):小杉十郎太
ジャック・ストライカー(アンソニー・ハミルトン):石塚運昇
ヘンリー・トオラー(リチャード・アンダーソン):有本欽隆
| 番組ガイド:スパイ物 | 17:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
番組ガイド:「プロテクター電光石火」「華麗なる諜報」
  
「プロテクター電光石火」THE Protectors は、1972年にITV1で放映され、日本では1972年に日本テレビ系で第1シーズン、1975年にテレビ東京で第2シーズンが「華麗なる諜報」のタイトルで放映された30分のスパイアクションドラマである。プロテクターはいかなる政府,企業,個人からも独立して存在し、世界各国にメンバーを持つ民間の諜報機関である。彼らは要人警護,宝石護送,盗難品回収,行方不明者捜索,産業スパイ摘発,亡命,脱獄など危険な依頼に対して完璧に処理していく。思いがけず事件に巻き込まれる時もあるがプロテクターはその能力を発揮して危機を切り抜ける。"プロテクター1"ことハリー・ルールは沈着冷静なプロフェッショナルで料理が趣味でロンドン在住。"プロテクター2"ことキャロライン・ディ・コンティーニは骨董品や絵画に詳しい伯爵夫人でローマ在住。"プロテクター3"ことポール・バチェットは自由を愛すフランス人の青年でパリ在住。スキはハリーの秘書で柔道の達人、チノは伯爵夫人の運転手で空手の達人である。ジェリー・アンダーソンにとって「謎の円盤UFO」に継ぐライブアクション物となった本作は、30分という時間内にスパイアクションの面白さを集約するため、プロらしさが前面に出るようシナリオ上でも演出の上でも無駄な描写や余分な会話が抑えられ、さらに編集カット数も多くなっているのである。その結果テンポのあるドラマになっているのだが、ついていけない視聴者も出てくる。キレた金持ちのドラ息子を蒸発させるキャロラインと連れ戻す依頼を受けたハリーの追跡行,交通事故にあったと見せかけてハリーらを騙す話,細菌兵器を持ってロンドンに潜伏する博士を捜索する話,目が見えなくなったポールをハリーの声マネで騙す話など面白いエピソードもあるのだが、30分では物足りないというのが本音である。ハリー・ルール役は「0011/ナポレオン・ソロ」のロバート・ボーン、キャロライン・ディ・コンティーニ役は映画『呪われた墓』のニリー・ドーン・ポーター、ポール・バチェット役は「スペース1999」のトニー・アンホルト、スキ役は『007は2度死ぬ』のナガズミ・ヤスコが演じている。
CAST:
ハリー・ルール(ロバート・ボーン):矢島正明
キャロライン・ディ・コンティーニ(ニリー・ドーン・ポーター):藤波京子
ポール・バチェット(トニー・アンホルト):野田圭一 
スキ(ナガズミ・ヤスコ)
チノ(アンソニー・チン)
ナレーター:浦野洸

ビデオ&DVD情報:
 ←Protectors, The - Series 1 Complete (イギリス盤DVD)

 ←The Protectors - Series 1 Vol. 2 - Episodes 9-16 (イギリス盤DVD)
| 番組ガイド:スパイ物 | 13:12 | comments(3) | trackbacks(0) |
番組ガイド:「スパイ」
   
ドイツの元トルコ駐在大使館員L・C・モイズイッシュの原作[キケロ作戦]を映画化したジェームズ・メイスン主演の『5本の指』は実話をベースしたスパイ映画の傑作と評されている。「スパイ」Five Fingres は、『5本の指』をベースに20世紀FOX−TVが制作したTVシリーズで、1960年にNBCで放映され、日本では1965年にフジテレビで放映された。ヨーロッパ社交界を舞台にセバスチャンとシモーヌのスパイコンビによる敵スパイとの駆け引きや銃撃戦など命がけの諜報活動を描いた60分のスパイアクションドラマである。原題は事件のあるところにセバスチャンが残していく白い手袋から由来している。(セイントじゃあるまいし)セバスチャン役を「海底科学作戦」のデビッド・ヘジスン、シモーヌ役を『007/サンダーボール作戦』のルチアナ・パルッツィが演じている
CAST:
ビクター・セバスチャン(デビッド・ヘジスン):田口計
シモーヌ(ルチアナ・パルッツィ)
ロバートソン(ポール・バーク)
| 番組ガイド:スパイ物 | 15:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
番組ガイド:「秘密捜査官ノート」
  
「秘密捜査官ノート」The Adventurer は、1972年にITV1で放映され、日本では1973年にテレビ東京で放映された。一部ローカル局では「スパイスター」「ジーンのスパイスター」のタイトルでも放映されている。「ザ・バロン」「電撃スパイ作戦」などのモンティ・バーマンとデニス・スプーナーが制作した30分のスパイアクションドラマである。かつてスパイアクションドラマ「エイモス・バーク」に出演したジーン・バリーが再びスパイ役に挑んだ話題作である。主人公ジーン・ブラッドレーは映画スターであるが実は米国政府のために働くエージェントでもある。映画撮影やロケハンにかこつけて世界中を旅して、諜報活動を行うのである。まさか"世界的な映画スターがスパイである"は誰も思わないだろうというのがミソである。エロール・フリンが戦時中にナチの協力者であった事はわりに知られているので、それほど独創的なアイデアではない。ブラッドレーと米国政府との連絡係がミスター・パーミンターで、ダイアナやビンスたちが世界各地でブラッドレーをサポートするエージェントに扮している。いかんせん30分ものなので凝ったストーリー展開を期待出来るはずもなく、シャンペングラス片手に気の利いた台詞を言って、撮影の合間に内職でスパイやってますって感じである。バリー・モースは「逃亡者」のジェラード警部とは180度違うユーモラスな英国紳士役である。カトリーヌ・シェルは映画『女王陛下の007』から注目されていたが、この番組で知名度が上がり、「スペース1999」にマヤ役で出演した。「電撃スパイ作戦」のスチュワート・ダモンは契約問題がこじれ、たった2エピソードしか登場してしない。ジーン・バリーの声は当時テレビの洋画劇場の007映画でショーン・コネリーをアテた俳優の日高吾郎氏が担当した。番組テーマ曲はジョン・バリーが担当しており、007や「ダンディ2・華麗な冒険」と一緒に収録されているアルバムで聴くことが出来る。
CAST:
ジーン・ブラッドレー(ジーン・バリー):日高吾郎 ←「特別機動捜査隊」
ミスター・パーミンター(バリー・モース):宮内幸平 ←安国寺の和尚
ダイアナ(カトリーヌ・シェル)
ビンス(スチュワート・ダモン)
| 番組ガイド:スパイ物 | 16:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
番組ガイド:「プロ・スパイ」「スパイのライセンス」 

「スパイのライセンス」は1968年1月からABCで放映され、日本では1969年からTBS系で放映されました。第1シーズンと第2シーズンが「プロ・スパイ」のタイトルで、再開時には第2シーズンの残りと第3シーズンが「スパイのライセンス」のタイトルで放映されました。以後「スパイのライセンス」のタイトルで統一されています。映画界からTV界へ進出を狙っていたロバート・ワグナーがスタイリッシュな泥棒スパイを演じて大ヒットしたスパイアクション・ドラマです。アレックス・マンディはスタイルと才能を持った泥棒でしたが、たった一度ミスをおかし逮捕されました。サンジョバル刑務所で服役しているマンディに、アメリカ政府の諜報機関SIAのノア・ベイン部長から申し出がありました。彼が政府のために泥棒の才能を使うなら、仮釈放され、自宅軟禁ではあるが普通に暮らせるというものでした。政府の仕事と云っても身分を変え、変装し、敵地に入り、お目当てのブツを頂戴してくるだけ。泥棒と違うのは自分の懐に入らないことでした。彼は申し出を受け入れ、ベイン部長の指示で危険なスパイ活動に従事します。監視役あるいは助手として、美人のSIA局員が付いてくるのでそっち方面にも才能を使うマンディでした。泥棒するブツは書類やマイクロフィルムだけではありません。SIAの作戦次第で宝石や王冠や絵画も盗むことになります。マンディの目が輝きますが、ベイン部長はスパイの親玉、彼を出し抜くのは至難の技です。同業者や敵のスパイもからみ、マンディのスパイ稼業も忙しく、危険も増えていきます。マンディのボスがウォーリー・パワーズ部長に替わった頃、伝説的大泥棒"パンサー"が復活します。"パンサー"とはマンディの父アリステア・マンディのことでした。アリステアは息子が政府お抱えの泥棒になったことを嘆きますが、そこはやはり父親です。窮地のマンディの仕事をバックアップする見返りとして彼の待遇改善までパワーズ部長に要求します。この泥棒親子がタッグを組めば盗めないブツなどありません。アリステアは、幾度となくマンディを助けてくれます。第1〜第2シーズンの"泥棒スパイのマンディ"が第3シーズンになると"スパイのマンディ"になってきます。キャラクターの成長ということになるのでしょうが、私には以前のちょっとハメをはずしたマンディがロバート・ワグナーのキャラクターにも合ってて面白いかった。

西洋の格言に"It Takes a Thief to Catch A thief"というのがあります。"泥棒に泥棒を捕まえさせる"の意味ですが、アルフレッド・ヒッチコックの映画『泥棒成金』の原題が"to Catch A thief"で、この番組の原題が"It Takes a Thief"です。洒落っ気一杯の物語を考えたのはコリア・ヤングことホラー作家のロバート・ブロックです。「鬼警部アイアンサイド」もそうですが、コリア・ヤングは視聴者受けする設定づくりが上手です。マラチ・スローン扮するベイン部長は第1シーズンのみで、第2〜第3シーズンはエドワード・ビンス扮するウォーリー・パワーズ部長が登場し、第3シーズンにはジョン・ラッセル扮するドーバー部長も登場しました。アリステア・マンディに扮したフレッド・アステアは第2シーズンの3エピソードと第3シーズンの1エピソードしか登場しませんが、キャラクターのインパクトは強烈です。スーザン・セイント・ジェームスは美人宝石泥棒のチャーリー・ブラウン通称チャック役で3シーズン通して4エピソードに登場しており、マンディの裏をかいたり、協力したりと絶妙のコンビでした。ゲスト出演者もフェルナンド・ラマス,ビル・ビクスビー,リカルド・モンタルバン,ノエル・ハリソン,ロイド・ボックナー,バリー・サリバン,ジョン・サクソン,レスリー・ニールセン,サイモン・オークランド,アール・ホリマン,ベティ・デイビス,スザンヌ・プレシェット,スージー・パーカー,キャロル・リンレイ,ジェシカ・ウォルター,キャサリン・クロフォード,リンダ・ディ・ジョージなど豪華な顔ぶれです。後に「探偵ハート&ハート」で共演するステファニー・パワーズや番組当時ワグナーと交際していたクリスティナ・シナトラもガールフレンド役で出演しています。また、『ピンクの豹』つながりでピーター・セラーズも特別出演しています。第1話[目標は万国博会場]はアメリカでは90分版なので日本では編集された形での放映でした。「プローブ捜査指令」のプロデューサー=レスリー・スティーブンスが脚本・演出を担当しており、仮出所からモントリオール万博会場での泥棒シークエンスまで話の面白さとスピーディな展開で楽しめるエピソードです。テーマ曲は「ネーム・オブ・ザ・ゲーム」と同じくデイブ・グルーシンが担当しています。ロバート・ワグナーを吹き替えた城達也氏はグレゴリー・ペックが持役でしたが、この番組以降「コルディッツ大脱走」「華麗な探偵ピート&マック」「探偵ハート&ハート」とロバート・ワグナーの声として定着しました。マラチ・スローンをアテた小林昭二氏は頑固で狸のベイン部長を好演しており、負傷したマンディの替わりにマンディの無線指示で泥棒する[リモコン泥棒]はベイン部長が主役の抱腹絶倒エピソードでした。

CAST:
アレックス・マンディ(ロバート・ワグナー):城達也
ノア・ベイン部長(マラチ・スローン):小林昭二
ウォーリー・パワーズ部長(エドワード・ビンス):木村幌
ドーバー部長(ジョン・ラッセル)
アリステア・マンディ(フレッド・アステア):立岡晃

ビデオ&DVD:
 ←It Takes a Thief [Pilot](アメリカ版VHS) ※TVシリーズ第1話
| 番組ガイド:スパイ物 | 15:51 | comments(43) | trackbacks(2) |
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